with the ring

私は待つわ、洛陽射すあの岬で
指輪を嵌めた手を胸に添えながら
たとえ灯台が照らした暗い波間に
船の亡骸が呑まれても戸惑わない

白装飾が灰の埃塗れになっても
潮風が頬を掻いて皺が増えても
若い花嫁を盛装して待っているわ
汽笛の残響に胸を躍らせながら

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sun

Author:sun
心理学をベースに、あらゆるものを詰めこんだバトル物の小説を連載しております!
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