白昼悪夢

多分、奴にとっては
もう忘れているはずの光景が
寝入りばなに頭を過ぎる

だが、俺はまだ
こうして時々思い出す
何気ない一言だからと
平然と笑っていた奴の顔を

多分、人にとっては
根に持ち過ぎの陰気な夢だと
分かったような口を叩く

だが、俺はまだ
こうして忘れようと思っても
意識を弛めたその瞬間
悪夢を背負って生きていると自覚する

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sun

Author:sun
心理学をベースに、あらゆるものを詰めこんだバトル物の小説を連載しております!
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